こんにちは、gem矯正歯科の白川です♪
2月も中旬。
春が待ち遠しい時期となりましたが、先日は異例の大雪・・・
そして、明日からまた天気が荒れるらしいですね\(~o~)/
外出される方は十分お気を付け下さい!
本日はお子さんの矯正治療で使用される装置をご紹介致します☆
◇拡大床(Expansion Plate)
上の歯用
下の歯用
◇拡大床(Expansion Plate)とは??
拡大床とは、床矯正装置(しょうきょうせいそうち)の1つです。
床矯正(しょうきょうせい)は、ドイツで生まれた取り外しのできる矯正装置のことで、口の裏側、床下粘膜部につけるプラスチック製の床部分(レジン床)と、表側の歯を抑える金属線で作られた入れ歯のような形の装置です。
レジン床に、バネやネジを埋め込むことで、歯を移動します。
拡大床は、レジン床に拡大ネジを埋め込んであるタイプの矯正装置です。
ネジを回すことによって、歯列を拡げることができます。
ネジ部分↓
矢印の方向にネジを回すと拡がります。
乳歯、あるいは乳歯と永久歯の混ざった混合歯列期の不正咬合の処置によく用いられ、永久歯列では補助的矯正装置や後戻りを防ぐ装置として用いられています。
横から見た装置↓
◇装着方法、使用上の注意
装置を装着する場合は、お口の中で適切な位置に合わせ、指で押すことでお子さんでも簡単に装着することができます。
慣れないうちは、鏡を見ながら行いましょう。
外す場合は、金属の部分を指にひっかけて、歯から外してください。
拡大床は、自分で取り外すことができますが、1日の装着時間が短いとなかなか効果が得られません。
歯磨きやお食事、装置を洗浄する時など、一時的に取り外すことは可能ですが、できるだけ長時間(1日12時間以上)の装着が求められます。
変形の原因となりますので、装置は大切に扱いましょう。
熱湯に付けてしまったり、誤って踏んでしまい変形してしまう事が多いです。
稀に紛失される方がいらっしゃいます。外した装置は所定の場所に保管したり、外出先では、専用のケースにしまうようにしましょう。
◇子供が使ってくれるか心配
拡大床は取り外しタイプのため、お子さんが使用できないと治療が進みません。
歯列矯正を開始する前に、お子さんとよく話し合った上で始めることをおすすめ致します。
万が一、取り外しの装置がお子さんに合わなかったり、途中で嫌になってしまった場合でも、別の方法で治療を進めることができると思います。
担当の先生に相談し、お子さんに合った、最善の方法を考えてあげましょう。
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