裏側矯正 治療例 上下顎前突

裏側矯正 ハーフリンガル 上下顎前突 矯正治療例 抜歯症例

上下顎前突出症

上下の前歯が出ている状態(上下の前歯が前へ傾いている)を上下顎前突といい、口全体が前に出ているように見え、口を閉じにくく 閉じていても口元がもっこりしています。

20代女性 大学生

 

 

抜歯による治療が適切と考えられます。上顎第一小臼歯(前から4番目)2本と、下顎第ニ小臼歯(5番目)を2本で合計4本抜歯しました。抜歯したスペースを利用して前歯を後ろにさげていきます。前歯の移動距離は大きくなりますので、治療期間は長めになります。

 

裏側矯正 ハーフリンガルで矯正治療を行いました。

 上は、裏側矯正装置 下は、表側セラミックブラケット

治療期間 2年3カ月

 

治療目標は、達成されましたので装置を外しました。裏側矯正は、うまく治らないとか、100%ではないとか言われますが、しっかり治療目標を設定して治療していく必要があり、装置ではなく治療方針や診断(歯をどのように、どこにうごかすのか?)がしっかりしていることが、重要です。

診断や治療方針が甘く、矯正装置のたよっているとより良い治療結果はうまれません。

人種によって歯の形や顎のが違います。症例の傾向も違います。アメリカでは、受け口や反対咬合は、少ないようです。日本人に合った治療方法を選択していくべきです。

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