こんにちはgem矯正歯科DH米山です
先日こんな記事を目にしました
「日本小児歯科学会 第50回記念大会」で、気になる発表が行われた。「ウーロン茶の飲用が虫歯予防の有効な手段の1つとなり得る」というものです。
具体的には、ウーロン茶に含まれるポリフェノールが、虫歯原因細菌が産生する酵素、グルコシルトランスフェラーゼ(GTF)の活性を阻害する働きを検証しました。
GTFは、グルカンというネバネバした物質を作り、これが歯の表面に沈着してデンタルプラークを形成するのです。
緑茶、紅茶、ウーロン茶の原料は、同じ茶の木の葉。しかし、製法の違いによって、茶葉に含まれるカテキン類が酸化重合した分子量の大きいウーロン茶特有のポリフェノールができます。
このウーロン茶ポリフェノールがGTFの活性を抑制するので、デンタルプラークがはがれやすくなるというのです。
以前まで、虫歯予防には緑茶と思っていました
一方緑茶には緑茶に含まれるカテキンに、虫歯やインフルエンザなどの病気の予防にも効果的があります。
カテキンがもつ抗菌作用が、私たちの身体を蝕もうとするさまざまな菌から守ってくれるのです。
それぞれメリットがありますが、頻繁に飲むと茶渋が歯の表面に着くというのが気になるところですが・・・。
その時は歯科医院でクリーニングを受けましょうネ
ところで、フッ素 というものをご存じですか?
本日テーマにした『お茶』の中にも実はフッ素が存在しています。
フッ素と聞くと、『なんとく歯によさそう』『子供が塗るもの』と思われるかもしれませんが、実はとっても身近なものなんです
次回は『フッ素』についてお話したいと思います