上顎前方牽引装置 ~日本橋人形町近く。夜9時までのジェム矯正歯科~

 

こんにちは!ジェム矯正歯科の菊地です(^^)

明日からゴールデンウイークに入られる方も多いのではないでしょうか?

前半はお天気に恵まれそうでお出かけ日和となりそうですね🚙☀

 

本日は上顎前方牽引装置についてお話しさせていただきます。

 

 

上顎前方牽引装置は『反対咬合(受け口)』『上顎劣成長』に適応され、
乳歯列期(~6歳位)から混合歯列期(~11歳位)の上顎成長が盛んな時期が終わる前までに使用します。
女の子の方が成長の年齢が早いため10歳くらいで、男の子は12歳くらいまでとされています。

▽反対咬合(受け口)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

牽引装置にはボウタイプ、フェイスパウダー、チンキャップタイプと様々な種類がありますが、当院で使用しているフェイシャルマスクタイプを例に紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

構造は口腔内装置(クワドヘリックス、急速拡大装置など)、口腔外装置(フェイシャルマスク)、エラスティック(牽引用)に分けられます。

▽エラスティック

 

 

 

 

 

 

口腔内装置とフェイシャルマスクをエラスティックにより連結し上顎を前方へ牽引します。口腔内装置は上顎の奥歯のフックにエラスティックをかけます。
奥歯のフックからかけたエラスティックをフェイシャルマスクのこの部分↓にかけ牽引します。

 

 

 

 

 

 

 

その結果、上顎の前方成長が促進され、上顎の牽引力に対する反作用がオトガイ部に作用し、下顎骨の成長が抑制され反対咬合(受け口)や上顎劣成長が改善されます。

 

就寝時に使用し、装着時間が長いほど効果が得られます。
取り外し可能な装置であるため患者さんの協力とても大切になります。
また、エラスティックはゴムなので劣化します。きちんと効果を得るためにもエラスティックは毎日交換しましょう。
パッドの部分は汚れてきたら定期的に洗浄しましょう。
これからの時期、就寝時は気づかないうちに汗をかくことも増えてきます。パッドの部分は汗でむれやすくなるためガーゼやハンカチを当てても良いかと思います。

 

 

 

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