こんにちは、ジェム矯正歯科のシラカワです。
少し前のことですが、長女6歳の粘膜嚢胞の治療を経験しました。
そこで、発生から治療、その後の状態をレポートしていきたいと思います。
同じようにお悩みの方の参考になれば嬉しいです。
(※当院は矯正歯科専門医院のため粘液嚢胞の処置はできません)
乳歯がグラグラしてきたと思ったら・・・
事の発端は、乳歯の動揺です。年齢的に下の前歯2本が生え変わる時期。わが子も遂に永久歯が生えてくるかと思うと、何だかワクワクし、永久歯の萌出をとても待ち遠しく思っていました。
娘も歯がグラグラして、何だか気になっている様子。ある日、仕上げ磨きをしていると、口内炎??と思われるくらいの水泡のようなデキモノを発見!本人は痛み無し、あまり気にならないらしい。
乳歯が動揺しているからかなと様子を見ること数日。口内炎にしては治りが悪いし、何だか大きくなってきている!?
これは・・・ちょっと様子がおかしいなぁ。とこの時点で早めに歯科医院を受診していたら良かったものの、娘の卒園と入学準備がちょうど重なり、やや放置。
実際のお口の写真は、こちらです↓
日に日に成長していくデキモノ。これは??
気になり始めたのか、やたらと唇を触る娘。
私は歯科衛生士。ですが、衛生士の資格取得後は、矯正治療に携わる日々だったので、こちらの知識が乏しいのですが、多分粘膜嚢胞だろうとネットで検索!!
やっぱり、これかも!色々な画像がヒットしました。
粘膜嚢胞とは??
簡単いうと お口の中にできるオデキ です。
口腔内に無数にある 小唾液腺(ツバ を作る工場)が何かしらで潰れてしまい、水ぶくれになってしまっている状態。
局所麻酔をして切除をすれば良いだけではなく、周りの怪しい小唾液腺も郭清しないといけません。
口唇を噛むクセがある方や、何度か口傷を繰り返している方は要注意だそうです。
原因として、歯の先端が粘膜に当たることを繰り返しているうちに、小唾液腺の出口である導管(どうかん)が傷ついて、
小唾液腺から分泌される粘液の流出障害が生じると考えられています。
納得!ちょうど乳歯が抜けて、永久歯が生えてきたタイミングでしたので。
そろそろ、近所の口腔外科を探し始めないとな~と考えていた頃、ちょうど職場へ娘を連れて行く機会が。
そこで院長に相談
これは、「診てもらった方が良いね!」
当院の近くにある、小川源歯科医院の小川勝先生(口腔外科のスペシャリスト)を紹介して下さいました。
ありがたい
次回へと続く・・・
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