こんにちは、ジェム矯正歯科のシラカワです!
いつも気になっている子供の姿勢。
姿勢が悪かったり、日常的にお口がポカンと開いていたり、上手く鼻で呼吸できないなど・・・
わが子の自然体な時の様子が気になる!!という方は多いかと思います。
そんな日頃の生活習慣や、癖を治すような練習についてご紹介します。
口腔筋機能療法 MFTとは
歯並びや咬み合わせには、幼少期の生活習慣や癖などが大きく影響しています。
例えば、舌突出癖や指しゃぶりは、開咬や上顎前突を招いたり、アレルギー性鼻炎などによる口呼吸の習慣が、お口周りの筋肉の弛緩につながることもあります。
MFTは、こうした後天的な筋肉の不調和を舌や口唇、頬などの口腔顔面筋のトレーニングをとおして整えていく療法です。
歯並びが乱れる癖や習慣
指しゃぶり
舌癖(舌の癖)
口呼吸
歯ぎしり・食いしばり
片咬み
爪咬み・唇咬み
頬杖
うつ伏せ寝・横向き寝
早食い・丸呑み など
一見、歯や口の中から程遠い寝かたなども関係するのかぁと驚きますが、歯並びが悪い(不正咬合)には様々なことが関係しているのです。
形態、咬合
歯の形や大きさ、噛み合わせの状態、生まれ持った骨格的な要素など
機能
呼吸、発音、摂食、嚥下、笑い(喜怒哀楽の表現)
姿勢位
口腔周囲筋の状態(舌、口唇頬の筋肉)
これら3つの要素が関係して、今の歯並びがあると考えられます。
歯列矯正では、形態を治し、MFTでは、機能や姿勢位を改善させていきます。
例えば、歯列矯正で形態(歯並び)を綺麗に治しても、機能や姿勢位に問題があると、歯並びが安定ぜず、後戻りしてしまうことがあります。
また、習癖があると矯正治療中に思うように歯を動かせず、矯正治療がスムーズに進まないことも。
矯正治療を効率的に、また、治療後に歯並びを安定させるためには、形態の改善と同じくMFTによる機能面の改善が必要になります。
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