こんにちは、gem矯正歯科DHの白川です
梅雨も明け、夏本番といった天気です
そんな本日は、食品のPHと酸蝕症の予防についてご紹介致します
前回ご紹介致しました、酸蝕症とは、身近な酸性の飲み物や胃酸によって歯が溶かされてしまう病気です
主な食品のPH
レモン: pH= 2
コーラ: pH= 2
梅干: pH= 2
りんご: pH= 3
食酢: pH= 3
梅酒: pH= 3
ワイン: pH= 4 ※2.3~3.8
ビール: pH= 4 ※4.0~5.0
日本酒: pH= 4 ※4.3~4.5
ジュース: pH= 4
炭酸飲料: pH= 5
焼酎: pH= 5 ※8.0
コーヒー: pH= 5
醤油: pH= 5
トマト: pH= 5
歯が溶け始める:pH= 5.5
たまねぎ: pH= 6
人参: pH= 6
大根: pH= 6
きゅうり: pH= 6
キャベツ: pH= 6
煎茶・緑茶: pH= 6
烏龍茶: pH= 6
水道水: pH= 6
ミネラル水: pH= 6
中性: pH= 7
唾液: pH= 7
牛乳: pH= 7
石けん水: pH=10
アルカリ性:pH=14
私たちの身近な飲み物は、歯が溶け始めるPH5.5以下の物が多いですね
では、酸蝕症を予防するためには、どういったことに気を付ければいいのでしょうか
酸蝕症の予防
1 酸性の飲食物をダラダラ食べたり、飲んだりしないこと。(普通に食べているのであれば問題ありません。)
2 寝る前に酸性の飲食物を食べたり、飲んだりしないこと。寝ている間は唾液分泌が低下するので、PHが戻りにくくなります。
3 酸性の飲食物を摂った後は、よくうがいをすること。
4 無糖のガムを噛んで、唾液分泌を促す。(キシリトールやリカルデントなど)
5 フッ化物を使用し、歯を強くする。
これらのことに注意し、楽しい夏休みをお過ごし下さい