こんにちはgem矯正歯科DHの米山です
本日は、効率的な歯の磨き方をご紹介します
以前患者様から、こんなことを聞かれたことがあります。
『私、毎回30分かけて歯を一生懸命磨いてるのですが、いつも衛生士さんにココが汚れてる、と言われるんです。
もっと磨いた方がいいのでしょうか??』
と・・・
びっくりです
1回の歯みがきの時間が30分も・・・こんな時間をかけて。
生活のリズムを崩してまで歯みがきをしていたら、誰でもイヤになってしまいます。
私が提案したいのは、『患者さんが自分の生活の一部として無理なく最低限プラーが除去できるようになること』
です。
ベストは一日3回、食後に6~7分かけて丁寧にブラシングできることですが、職場だったり朝時間がなかったりと人それぞれ
衛生士さんに指導されてもその通り実行できてる方って結構少ないんじゃないですか?
色々なケースがありますが今日は一般的なやり方をご紹介します。
大事なのは
一日のうち、1回しっかりと汚れを落とす時間を作る
ことです。
残りの2回は食べカスを取り除く程度でも構いません。
ささっと磨く時は大きく横に動かして大まかに。
ではしっかり時間を取って磨く時。
このポイントは
➀横磨きで一本のずつ小刻みに動かす
歯と歯の間の汚れを落とせます。
➁歯の立体を意識して磨く
前歯は表裏の2面ですが、奥歯は表、裏、噛むところの3点あります
もうひとつのポイントは
③歯と歯茎の境い目です。この部分に歯ブラシを当てることで歯肉炎・歯周病を予防します
なぜこの方法でスタートするかというと、一度スッキリツルツルにすれば、結局そのあとも汚れがつきにくい
ということなんです。
毎食磨いていても、正しいブラッシングでないと、磨き残しのところにまた汚れが溜まって、結局細菌が24時間繁殖しっぱなし
ということになってしまうのです
このやり方をスタート地点として、是非実践してみてはいかがですか
このくらい気楽にブラッシングをスタートして、除々に回数を増やしたり慣れたら補助用具を使ったりしてみましょう