裏側から見えない矯正装置(舌側矯正)
上下とも裏側に矯正装置をつけるため、最も見えない歯の矯正治療法と言えます。ドクターの知識と経験値が必要となるため、裏側矯正を推奨している医院は少ないかと思います。当院では、約20年前から裏側装置(舌側矯正)治療を行っており、実績が豊富です。裏側装置は表側と同様、ほぼ全ての症例に対応することができます。裏側装置には上下顎を裏側で行うフルリンガルと、上顎は裏側、下顎は表側で行うの2種類があります。(写真は、裏側装置と歯科矯正用アンカースクリュー装着例)
上下顎裏側装置(フルリンガル)
フルリンガルは上下顎とも裏側に矯正装置を装着するため、最も目立たない矯正治療方法です。装置が見えることに強い抵抗がある方にオススメです。舌にあたる裏側装置が最も多くなるため、装置装着後は違和感やしゃべりづらさが出ますが、時間とともに慣れていきます。
欠点として考えられること
1.発音がしづらい。特にサ行、タ行です。また。電話で会話中に何度か聞き直されることがあるかもしれません。
2.食事後、装置に食べ物がよくつまる
3,舌が口内炎や傷になり痛いことがある。
装置が見えないことは、良いことですが、装置をつけて約6ヵ月は、慣れるまでに時間が必要です。