部分的な(前歯だけ)矯正治療
歯並びの気になる部分だけを短期間でお手頃価格にて治す矯正治療です。やはり上顎前歯の部分矯正が最も人気があります。治療期間は歯の移動量により4ヶ月から1年くらいとなります。部分矯正でも、表側装置、裏側装置、マウスピース矯正型矯正装置が選択できます(一部の症例では適用できる装置が限られます)。
短期間で見た目を整えられることから魅力を感じる方も多いかと思いますが、安易に行うと噛み合わせが悪くなってしまう場合もあるので注意が必要です。無理に治療を勧めることはありませんので、一度気軽にご相談いただければと思います。
部分的な治療法
- 表側装置
- 目立たない透明の審美ブラケット、ホワイトワイヤーを使用しますので一般的な表側矯正より目立ちません。できるだけ費用を抑えたい方にオススメです。
- 裏側装置
- 歯の裏側に矯正装置を装着するため、人に気づかれずに部分矯正を行うことができます。矯正装置に食べ物が挟まって見た目が気になるという心配もありません。
- マウスピース矯正型矯正装置
- 取り外しができる透明のマウスピースにより歯を動かす方法です。当院では数ある部分矯正用のマウスピース矯正装置の中からマウスピース型矯正装置(インビザライン)を採用して、患者さんごとに結果を出しつつ費用も安くできる最も適したプランを提案いたします。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)の確認事項
1.未承認医療機器等に該当
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医療機器です。
2.入手経路等
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、アメリカのアライン・テクノロジー社の製品であり、インビザライン・ジャパン株式会社を通じて入手しています。
3.国内の承認医薬品医療機器等の有無
国内にもマウスピース型矯正装置として医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します。
4.諸外国における安全性等にかかわる情報
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、 1998年FDA(米国食品医薬品局)で医療機器として認証を受けています。
5.マウスピース型矯正装置(インビザライン)は完成物薬機法対象外の矯正装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。