2016/04/25 カテゴリー:院長ブログ | 日々気になったこと
裏側矯正 ハーフリンガル
裏側矯正やハーフリンガルは、どこの矯正歯科でも取り扱いがあるわけではありません。都内の矯正歯科専門でも半分くらいは、おこなっていないようです。おこなってないところに相談にいくと、表側矯正等の違う矯正装置をすすめられる場合があります。さらに、裏側矯正は、東京、大阪、福岡を中心に、ほとんどが東京に集中しています。裏側矯正を都内ではじめて、地方に転勤になった時に、転院先が少なく困るケースがあります。裏側矯正は、矯正歯科専門クリニックならどこでも行っている治療ではありません。実際に患者さんの歯に裏側矯正装置がついている写真が多く掲載さているか?裏側矯正の情報が豊富か?が一つのポイントになります。裏側矯正の紹介が2~3行で終わっているような場合は、積極的に裏側矯正をおこなっていないかもしれません。
歯の模型に裏側矯正装置がついている写真しかない場合は、カウンセリング時に実際の症例をみせてもらうと良いでしょう。
また、二つ目のポイントは、都内での矯正経歴も重要です。東京に裏側矯正が集中している関係で、都内での矯正治療経験がないと裏側矯正の経験値が少ないことが予想されます。地方では、裏側矯正の経験が少なく、慎重な判断が必要です。
裏側矯正装置もここ10年で装置がかわりました。 以前から裏側矯正に取り組んでいた矯正歯科クリニックでは、過去のいろいろな種類の裏側矯正装置の写真がある場合が多いかと思われます。
装置もだいぶ小さくなり、違和感が少なくなってきました。裏側矯正は、職人的な要素が多いので、経歴や実績が重要になってきます。しかし、特に資格制度がないので、医院選びには、注意が必要です。
裏側矯正、ハーフリンガル http://uragawakyousei.info/
実際の裏側矯正装置の写真