2016/04/19 カテゴリー:院長ブログ | 日々気になったこと
お江戸日本橋歯科医師会の仕事の関係で、医師会の先生にお会いする機会がよくあります。また、子供や私が、眼科、内科、小児科、胃腸科、整形外科、耳鼻咽喉科、皮膚科、アレルギー科等近くのいろいろな医院によくお世話になっています。もちろん行く前には、ホームページをチェックしますが、あまり情報を掲載されていない医院も多く、初めての時は、どんな病院なのかな?と不安を抱きながら受診します。
日本橋地域のいろいろな医院に受診した経験から感じたことがあります。それは、患者さんの話にしっかり向き合い治療しようとする意志があるかだと思います。結果的には、診察を受けて、薬を処方されるのですが、患者さんの目を見もしないで、一方的な説明をして診察を終えようとするところは、患者さんが少なく、一方設備が古いが、しっかり診てくれるところは、患者さんが多い。さらに受付のスタッフの態度が、ズバリその医院の姿勢だと思って間違いありません。電話予約の時に、少し感じ悪いなと思うと、そこ医院の先生は、やはりしっかり患者さんを診ようする医院ではありませんでした。
矯正歯科に話を戻して考えると、設備や医院の清潔感も重要だと思いますが、研究や新しい機械や装置を全面に押し出してくるところは、少し割り引いて考える方が良いかと思います。全国の矯正専門医が、なるべく早くきれいに治すことに必死に取り組んでいるのに、ある先生だけ特別に歯が早く動いたりしません。機械や装置には必ず誤差があり、さらには実際の患者さんへの再現性はどうなのか?副作用はないのか?慎重に確認する必要があるかと思います。また、大学病院時代の教授の教えとして、「世の中にうまい話しはない。コツコツと丁寧な作業で積み上げることが肝要だ。」という言葉を今でも胸に刻み、一人一人、丁寧な治療を心がけております。結果はより健康に、より美しく!
一人の歯科医師として、3児の父親として、胸を張っていられる世界レベルの診療を続けていきます。