2019/08/26 カテゴリー:院長ブログ | コラム/院長
歯の矯正は高いというイメージがある人も多いと思いますが、無料で受けられるものもいくつかあることを知っていますか?
ここでは、矯正歯科でかかる初診料や精密検査、表側矯正、裏側矯正、調整費用、保定監査料などの費用についてまとめているので、矯正を考えている人は、参考にしていただければ幸いです。
矯正歯科の通院にかかる費用
矯正歯科の通院にかかる費用についてまとめました。
治療開始前の費用
●初診相談
初診相談では、現在の歯の状態を確認します。
時間は約30分~60分程度で、料金は無料のところが多いですが、2,000〜5,000円程度の料金が発生する場合もあるので、無料相談を希望される人は一度問い合わせてみるとよいでしょう。
●2回目以降のご相談
初診後再度カウンセリングを希望する場合は、料金は無料のところがほとんどです。
●精密検査
口腔模型、顔貌写真、口腔内写真、レントゲンオルソパントモグラム、レントゲンセファログラムなどの項目が含まれており、約30分程度の検査となります。
料金は25,000円~60,000円と差があります。
●診断料
料金や治療期間、治療方針の治療計画の説明が行われます。
料金は10,000円~40,000円程度です。
成人矯正の費用
メタルブラケット 580,000円~750,000円
セラミックブラケット 600,000円~800,000円
裏側矯正
歯の裏側に矯正装置を装着します。
上下とも裏側からの舌側矯正 1,000,000円~1,250,000円
部分矯正
歯の一部のみ矯正を行います。
歯数により異なりますが、130,000円~200,000円となっています。
マウスピース矯正(インビザライン)
うすい透明のマウスピース型の矯正装置を使用します。
軽度 上または下前歯のみ 400,000円~750,000円
上下前歯 500,000円~
中程度以上(非抜歯) 700,000円~800,000円
中程度以上(抜歯、補助装置込み) 900,000円~
中程度以上(抜歯、補助装置裏側から) 1,000,000円~
装置料再制作料 (装置により異なる) 20,000円~/個
子供の矯正費用
■第1期治療
予防矯正、乳歯と永久歯が混ざっている時期の矯正治療です。
メタルブラケット 300,000円~370,000円
■第2期治療費
第1期治療の後、永久歯の仕上げに行う矯正治療です。
料金は350,000円程度から設定されていることが多いようですが、症状によっては1期治療のみで終わるケースもあります
処置・調整費用
■管理処置料
月に一度程度の調整を行います。処置時間は30~60分程度です。
料金は5,000円~となっています。
総額制やトータルフィーところは、0円
■保定観察料 30~60分
矯正治療後、「後戻り」を防止するために、3ヶ月~半年毎に来院して観察を行います。観察時間は30~60分程度で、料金は3,000円のところがほとんどです。
■治療後の料金
装置を外した後に使用するリテーナーの料金は10,000円~60,000円程度です。
また、年に数回行う定期検診料は2,000円程度で、保定装置量に含まれることもあります。
支払方法は様々!
矯正=費用が高いというイメージを持っている人も多いと思いますが、今回の平均的な費用を見て、「こんなに高いのか…」と驚いた人も多いでしょう。
しかし支払う金額が大きいため、矯正歯科ではさまざまな支払い方法や料金設定をしています。
例えば、トータルフィー(総額制)と呼ばれる支払い方法の場合は、治療開始から治療完了までの費用を事前に支払うことで、通院のたびにお金を払う必要がありません。
また、処置料別払い制やデンタルローンなど、矯正歯科によって支払い方法や料金設定が違うので、カウンセリングを受ける時にどのような支払い方法や料金設定になるのか、確認しておくようにしましょう。
「お金はないけど、早く治療を開始したい!」という場合でも、分割やローンなどを組んでくれるところもあるので、初期費用が抑えられ、早く治療が始められることもあります。