2014/01/09 カテゴリー:院長ブログ
矯正治療開始前に心配される項目として、痛みがあります。
痛いにもいろいろ種類があって、抜歯の時の注射の痛みや抜歯後の傷口の痛みが
あります。
抜歯時の痛みは、塗る麻酔や電動式で麻酔液がゆっくり入るタイプや針を細くすることで
全く痛くないとは、言えませんがかなり痛くなく行われるようになりました。矯正歯科で必要
なった抜歯は、多くの場合、小臼歯が多く半分埋まっているような親知らずのような痛いに
はなりにくいと思われます。保険が適用できず、自費診療となります。
矯正歯科治療の痛み。
矯正中の痛みは、2種類あって一つは装置と粘膜や舌が擦れる痛みです。ときに口内炎
になることもあります。もう一つの痛みが、ワイヤーによる歯が動く痛みです。矯正は、
通常3~4週に一度通院しますが、矯正日のあと3~4日痛くなる場合があります。
多くの場合、3~4日でおさまることが多いようです。次の矯正日までずっと痛いという
ようなことは、あまり見受けられません。
案外痛いといわれるのが、セパレーションです。奥歯に装置をつける隙間をあける為に
青いゴムを歯と歯の間に挟みます。これでも少し歯が動きますので、歯が動く痛みを
感じることがあります。矯正治療が終わった患者さんに聞くと、最初のあの青いゴム
が一番辛かったとい声を聞くこともありますが、青いゴムは、全くなんともなかったという
意見もあります。セパレーションに関しても個人差があるようです。
実際は、治療をやってみないとわかりませんが、痛みのことを考えると、矯正日が
月1~3回では、不安ですよね。学年ごとに塾や学校のスケジュールが変更になる
ことがあると困ります。