2019/07/11 カテゴリー:コラム/うた
患者様の歯を長く持つために、歯磨きなどの指導を長く行っていますが、日本橋の歯医者として、伝えたいことがあります。それは大切な「歯の役割」についてです。
今回は、大切な歯の役割について、詳しい内容を紹介していくので、参考にしてみてください。
大切な「歯の役割」について
普段何気なく利用している歯ですが、人間が生活する上では歯の役割は重要です。具体的には、どのような歯の役割があるのか、詳しい内容を紹介していきます。
1.食べ物を噛む
大切な歯の役割として、一番に挙げられる内容としては、食べ物をよく噛んで胃腸の消化をサポートするということです。歯がなければ、物を飲み込むことも出来ないので、人間だけでなく動物にとって、歯とは重要な役割があります。
またよく噛むことで、唾液の分泌を促し、歯周組織の血の巡りをサポートする働きも担っているので、健康的にも大切な意味があるのです。唾液を分泌させることで、口内に発生する虫歯菌の繁殖も防ぐきっかけにもなります。
歯の役割として、食べ物を噛むということは当たり前のように行っていますが、歯が健康な状態ではない場合、噛むという行為も難しくなってしまうでしょう。
歯は食事から必要な栄養素を摂取し、健康的な体を作るために重要な働きを持っているので、常に歯を綺麗な状態にしておくことが重要です。
2.言葉を発音する
発声するためには、唇や舌、声帯だけを活用している訳ではありません。言葉を発音するためには、歯も大切な役割を担っているのです。歯は声帯から届いた一定周期で振動する空気に、音を付けるという役割があります。
歯の音を付ける役割により、声帯からの空気振動を「発音」としてアウトプットし、会話を行うことができるのです。
歯が抜けてしまったり、歯列が悪い場合には、空気振動が上手く伝わらずに、発音が悪くなってしまうことがあります。そのため、歯は常に健康な状態を維持させ、綺麗な歯並びにしておくことで、滑舌をよくするきっかけとすることができるのです。
3.体のバランスを整え力を出す
体に力を入れる場合や運動する場合には、奥歯を噛みしめて行動することがあるでしょう。それは、奥歯を噛みしめることで、顔や首周りの筋肉を固定させ、体のバランスを整える役割があります。
健康的な歯であるほど、力強く歯を噛みしめる傾向にあるので、普段よりも高いフォーマンスを発揮することができるのです。アスリートの方が、歯のメンテナンスを欠かせないのは、行動と直結して歯が大切な役割を持っているからでしょう。
歯が痛い、虫歯がある状態では、力強く噛みしめることができず、パフォーマンスが十分に発揮されなくなるので、歯は行動するために重要な役割があるのです。
歯の状態が気になる場合は矯正治療を推奨する
歯の役割は、食べ物を噛むということだけでなく、正しく発音したり、噛みしめるという役割があることがわかります。大切な役割がある中、歯に異常が発生している場合は、その役割を全うすることが出来なくなる恐れもあるのです。
特に食べ物を噛むことや発音することは、歯並びが悪いと正しく行うことが出来ない可能性があります。歯並びが悪いと、食べ物が詰まりやすくなり、虫歯や歯周病により歯が劣化してしまう恐れがあるでしょう。
発音についても、歯に隙間があることで、空気が漏れてしまい、滑舌が悪くなる可能性もあります。歯の状態が気になるという方は、早めに矯正治療を施し、歯の役割を全うさせることを意識していきましょう。
歯の役割を理解し大切にする
歯の役割は、人が生活する上では大切なことが、今回で伝わった方と思います。しっかり歯の役割を理解しておけば、日頃の手入れも充実したものになるはずなので、意識して実践してみてください。
日本橋の歯医者として伝えたいこととは?歯には大切な役割がある!
日本橋の歯医者として、数多くの患者様を診ていますが、歯についてしっかり伝えたいことがあります。それは歯には大切な役割があるということです。具体的な歯の役割について解説していきます。