2020/10/26 カテゴリー:スタッフブログ | 衛生士ゆきの矯正日記
みなさんこんにちは!
10月といえばハロウィンですね👻
先日飾りつけをしまして、ジェムの院内もハロウィン仕様となっております✨
色々なところにカボチャやオバケなどがいるのでぜひ探してみてくださいね🎃❣
さて、今回から数回に分けて矯正中の歯磨きについてお話ししていきたいと思います!
〇矯正治療中の歯磨き(ブラッシング)
矯正治療中はブラケットやワイヤーが装着されているので装置の周りに汚れがたまりやすくなり、歯磨きもしづらくなってしまいます。
そのため、虫歯や歯肉炎、歯周病になるリスクが歯に何もついていない状態よりも上がってしまいます。
しかし、きちんと歯を磨いていれば防ぐことができるので心配はいりません。
矯正治療中に虫歯や歯肉炎、歯周病にならないようにいくつかの用具を使って歯磨きをしましょう。
*歯磨きの重要性
歯に着いた矯正装置(ブラケット)の周りに汚れをついたままにしてしまうと、汚れが邪魔をしてワイヤー(針金)が滑る動きを悪くしてしまいます。それは歯の動きが悪くなるということにつながります。
歯磨きをしっかり頑張ることは、虫歯や歯周病の予防になるだけでなく、矯正治療を順調に進めていく上でとても重要な役割を担っています(^^)/
*歯ブラシの種類・補助用具
この4つをご紹介していきます✨
①矯正用歯ブラシ
毛先が山型の歯ブラシ。
②ワンタフトブラシ
ヘッドが小さく細かいところを磨くのに適した歯ブラシ。
③歯間ブラシ
歯と歯の間のすき間を磨くブラシ。すき間に沿わせて使います。
④デンタルフロス
歯間ブラシを使うほどのすき間がない歯と歯の間の歯垢を取り除く用具。
*矯正用歯ブラシを使った磨き方
1.矯正装置は出っ張っているので、ブラケットを中心に斜め上・真ん中・斜め下に分けて磨きます。
山型の歯ブラシを使い、毛先を歯面に対して45度にします。
軽い力で毛先をきちんと当てて、1本ずつ磨くように、1~2ミリの小刻みな往復磨きをしましょう。
ブラケットの周りは汚れがつまっているのでよく磨くようにしましょう。
2.上からワイヤーの下に歯ブラシの毛先を入れ込んで磨き、下からも同じくワイヤーの下に押し込んで磨きます。ワイヤーの下の空間に毛先を入れ込むようなイメージです。
3.歯と歯茎の境目を磨きましょう。先ほどと同じように1~2ミリの幅で左右に小刻みに動かします。
優しく細かく丁寧に(^^)
歯と歯茎の境目を磨かないと汚れがたまって歯茎が炎症を起こし腫れてしまいます。
ひどくなってくると装置の上まで腫れあがってきてしまうので要注意です。
歯ブラシは1か月に1本を目安に毛先が広がってきたら新しいものに交換しましょう。
傷んでいる歯ブラシでは清掃効率が悪くきちんと磨くことができません。
*ポイント
・歯ブラシの持ち方
歯ブラシはペングリップ(執筆持ち)がおすすめです。
力を抜いて小刻みに動かして磨きます。この持ち方は力が入りすぎてしまうのを助けます。
力を入れてゴシゴシと大きく動かすことはやめましょう。
力が入りすぎると歯にも歯茎にもよくありませんし、大きく動かすと毛先が細かいところに届かず「磨いたつもり」で終わってしまいます。
・歯磨きは鏡の前で!
鏡を見て今どこに歯ブラシがあたっているか、歯ブラシの動かし方を確認しながら磨きましょう。
・磨き忘れのないように磨く順番を決める
上下左右好きなところを自由に磨いていると磨き忘れが出てしまうことがあります。
例えば、①右上の外側から磨き始め→②左上外側へ→③左上内側→④右上内側→⑤歯ブラシを降ろして下の歯へ移動というように一筆書きで磨いていくと磨き忘れが減るのでオススメです。
今回はここまでにします(^-^)/
次回はタフトブラシのところから紹介していきます。