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Blogはじめて矯正歯科を受診する際の手順を解説

2019/11/01 カテゴリー:コラム/うた

はじめて矯正歯科を受診する際の手順について解説します。また、大人と子どもの矯正の違いや虫歯と矯正の優先順位など、気になる疑問点についても解説します。

はじめて矯正治療を受診しようと考えている場合、いくつか疑問に思うことがあると思います。
大人と子どもの矯正の違いや歯が動く理由、虫歯治療と矯正の優先順位など、気になる人も多いのではないでしょうか。
また矯正治療と一言で言っても、矯正器具や矯正治療法が違うので、これらについても解説していきます。

はじめての矯正歯科で知っておきたいこと

はじめての矯正歯科について、一般的な疑問点やポイントについてまとめました。

大人・子どもの矯正の違い

大人の矯正は見た目を良くしたり、機能を改善したりという目的があります。
それに対して子どもの治療は、将来的な成長を助けることが目的です。
歯並びに悪い影響があるものを取り除いたり、噛み合わせを正常に戻すなどです。
歯列が狭い場合は、歯列を広げる治療を行うこともあります。
また子どもは大人に比べてどんどん成長していくので、治療開始年齢はあまり重視しておらず、本人の成長に応じて治療を開始していきます。

なぜ歯が動くのか?

しっかりと歯茎に埋まっている歯が、なぜ動くのか気になりますよね。
歯茎の中には、歯を支える歯槽骨という骨があります。この歯槽骨と歯の根の間に歯、歯根膜という弾力のある膜があります。
歯を引っ張って動かすと、その力が歯根膜に伝わって、動く方向は歯根膜が縮み、反対側は引っ張られて伸びていきます。
縮んだ歯根膜が元のサイズに戻ろうとして、骨を溶かす細胞を作り、動く方向の骨を溶かしていくのです。逆に伸びた歯根膜も元のサイズに戻ろうとして、骨を作る細胞を作っていきます。
骨が作り変えられるまで時間がかかるので、結果的に矯正治療も時間がかかってしまうのです。

虫歯治療と矯正どちらが優先か?

虫歯治療と矯正は、どちらを優先したほうがよいのでしょうか。
虫歯がひどい場合は、虫歯の治療を優先することが多いです。
また矯正治療中に虫歯になることも多く、虫歯が進行した場合は矯正器具を外して治療を行う事もあります。
しかし虫歯が軽度であれば、治療は後回しになるケースもあります。
また矯正器具を外さずに治療することもできるので、虫歯の度合によって優先順位は変わってきます。

メリット

矯正をすることで、見た目が良くなるだけでなく、笑顔が増えて自分に自信が持てるようにもなります。
噛み合わせが悪く、歯に食べ物が詰まりやすかったのが解消されたり、胃腸の負担が軽減するというメリットもあります。

矯正歯科の治療の手順

矯正歯科の治療の手順を解説します。
矯正治療はまずカウンセリングから始まります。
歯の状態を見て、矯正器具の説明や料金の説明があります。
次に検査を行います。口腔内診査、頭部と歯のレントゲン撮影、お顔の写真、口腔内写真、歯の型等の資料をとって、参考資料として保管します。
次に診断を行います。治療法の説明やメリット・デメリットなどについての説明があります。
診断を行った後は、実際に矯正器具を取り付けていきます。矯正器具は1ヶ月に1度病院に通い、装置の調整・歯のクリーニングを行います。
最終的に器具が外れたら、歯をその位置に安定させるために保定装置と呼ばれるリテーナーを使って歯を安定させていきます。

装置の種類と治療方法

装置の種類と治療方法について解説します。

リンガルブラケット

上下ともに歯の裏側に装置をつけて矯正を行う方法です。

インビザライン

透明な取り外し式のマウスピースを使って矯正を行う方法です。

セラミックブラケット

半透明なセラミックのホワイトワイヤーを使って矯正を行う方法です。

メタルブラケット

銀色のメタルブラケットを使った一般的な矯正法です。

初めての矯正は不安でいっぱい

はじめて矯正歯科に行くときは、「どんな矯正器具を着けるのだろう」「料金はいくらだろう」「痛みはないのかな」と、不安でいっぱいだと思います。
自分に合った病院を見つけるためにも、丁寧なカウンセリングを行って親身に相談に乗ってくれる歯科を見つけましょう。
また大人と子どもでは矯正をする目的が違うので、歯の状態が気になるなら、まずは矯正歯科を受診してみましょう。

   
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