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Blog裏側矯正のメリットとデメリット

2019/05/07 カテゴリー:矯正治療 | 矯正装置

歯並びが悪く見た目が悪い。
人前で笑うのに抵抗がある。
これらの理由から矯正を始める方がほとんどだと思います。

 

しかし、矯正を考えるうえでどうしても気になるのが、あのギラギラした装置ですよね。
見た目をよくしたいのに見た目を気にして、矯正を躊躇してしまう方も多いはず。

 

そんな時、見た目を気にせず周りの人に気付かれないで矯正できる治療法があります。

 

それが、歯の裏側に装置をつける裏側矯正です。

 

裏側矯正には上下顎とも歯の裏側に装置をつけるフルリンガルと、上顎のみ裏側で下顎は表側に装置を付けるハーフリンガルがあります。

 

裏側矯正には様々なメリットがあります。

 

▶誰にも気付かれず他人の視線を気にしないで矯正治療ができる

裏側矯正は歯の裏側に装置をつけるため、外側からは見えず周囲から気付かれることなく治療が出来ます。

接客業の方など、人と接する仕事で人目を気にされる方におすすめです。

▶むし歯になりにくい

表側矯正では、装置の装着部分がうまく歯磨きできず、むし歯になるリスクが高くなります。

しかし、歯の裏側は表側よりもエナメル質(歯の表面の1番硬い層)が3倍も厚く、細菌の出す酸に強いのです。

また、歯の裏側には常に唾液が循環しており、唾液の殺菌作用によりむし歯菌が増殖しにくくなります。

以上の理由から、表側よりも裏側に装置をつけた方がむし歯になりにくいのです。

▶前歯が引っ込みやすい

裏側矯正では、歯の裏側から力を加えるために奥歯が前に動きにくく、前歯をきちんと後ろに移動させることができ、前歯が引っ込みやすくなります。

歯が前に出ているいわゆる出っ歯の方で、なるべく前歯を引っ込めたい場合には裏側矯正の方が効果的です。

▶舌癖の防止、矯正後の後戻りのリスクが軽減

出っ歯の方の多くは、舌で前歯を押す癖があります。

この癖が直らないと、矯正後また前歯は元に戻ってしまいます。

歯の裏側に装置をつけることで、装置が舌癖の防止にもつながり、矯正後の後戻りのリスクが減少します。

 

 

メリットばかりではありません。もちろんデメリットもあります。

 

 

▶違和感があり、発音がしにくい

装置が舌にあたり違和感を覚える方がいらっしゃいます。

また、装置が裏側についていることにより、舌を歯の裏側に当てて発音しにくくなり、「さ・た・な行」に影響が出ることがあります。

しかし、次第に慣れて普通に発音できるようになる方がほとんどです。

▶費用が高い

表側矯正に比べ費用が若干高くなります。

歯の裏側は複雑な形状をしており、患者様ひとりひとりに合わせた装置、つまりオーダメイドで作成する必要があります。

また、裏側に装置を取りつけるために特殊な作業を要するなど、高度な技術と時間を要するため費用が高くなってしまいます。

▶歯磨きがしづらい

裏側に装置がついていることで見えないため、歯磨きがしづらいと感じる方もいらっしゃいます。

 

以上のようなデメリットもありますが裏側矯正を希望する場合、「見えない矯正」というのが他とは比べ物にならない、最大のメリットになると思います。

   
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