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Blogホワイトワイヤーの種類

2018/07/20 カテゴリー:矯正装置

こんにちは☀ジェム矯正歯科の菊地です!

 

 

 

当院で取り扱っているホワイトワイヤーのご紹介です。

 

 

 

まず1つ目はTP Orthodonticsのエステティックワイヤーです。

エステティックワイヤーは前回お話ししたコーティングタイプのホワイトワイヤーです。

 

唇側の見える部分のみコーティングされており、ブラケットと接する面はコーティングされていません。そのためコーティングワイヤーで気になるブラケット面との摩擦も少なく、通常ワイヤーと同じ感覚で使用できます。

摩擦が少ないことの利点は、歯が動く際ワイヤーとブラケットの間に摩擦力がかかります。

そのためワイヤーにかかる摩擦力が小さいほど少ない力で歯を動かすことができるためです。

 

上からコーティングされているため、どうしても口腔内の環境や外的な力に弱くなり、

ブラケットとの摩擦やブラッシング圧などの生活習慣的なことでコーティングがはがれてしまうことがあります。

このコーティング剤はキシリトール系の材料からできているため、万が一飲んでしまっても害はありません。

 

 

 

次にTOMY Internationalのホワイトワイヤーです。

ロジウムという白色系の貴金属でコーティングされたワイヤーです。

白いコーティング剤でコーティングされたワイヤーと比べると金属光沢感はありますが、高い金属反射率を利用して白く見えます。

このホワイトワイヤーは白いコーティングがされているワイヤーではないためブラッシングで剥がれたり、着色することなく耐久性に優れています。

 

 

 

次にデンツプライ三金のタイニロイワイヤーです。

ナノレベルの微粒子構造をもつコーティングがされています。

金属の凸凹に隙間なく密着することでコーティング剤がはがれにくくなっています。

またブラケットとの摩擦やブラッシング圧等の日常的に摩擦が発生し、コーティング剤がはがれやすい唇側面にはコーティングが厚くされています。

コーティング剤はどうしても外的な要因(ブラッシング圧やブラケットとの摩擦)で剝がれてしまうことがあります。

 

 

 

 

次にフォレスタデントのダニーコーデットワイヤーです。

このワイヤーは2つの層からなり、内側の1層目はシルバーが使用されています、シルバーは安全性が高いことが証明されており、様々な医療機器に使用されています。また抗バクテリアという特徴もあります。

2層目はバイオポリマーが使用されていて、これは人体の人工心臓の外側を覆う目的にも使用されるとても安全な材料です。

また、日本人の歯の色に合わせたコーティングカラーになっており、目立ちにくく、特殊コーティングにより耐剥離性が強化されました。

 

 

白いワイヤーにも様々な種類があり、それぞれ利点欠点があります。

 

   
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